2018年06月06日

平成30年度6月のおたより

 ここ最近、幼稚園の畑では、頻繁に子ども達の姿を見かけることが多くなりました。東京農業大学の小池教授にご紹介頂いた珍しい野菜や緑肥になる花の種を蒔いたり、秋の収穫を目指して、毎年恒例のサツマイモの苗を植えたりと、大忙しです。また、『作物を育てること』を専門的に学んでいる農大の学生さん達が、教えてくれたり、手伝ってくれたり、一緒にお昼ご飯を食べたりと、関わりを持つことで、子ども達の興味や関心がどのように広がっていくのか、楽しみでもあります。


先日、年長児が羊と山羊を、服部牧場(愛川町)までお迎えに行きました。ここ2年ほど羊さんがいなかったので、今度こそ元気にいてくれたらと願いますが、何しろ生き物ですので、新しい環境に慣れてくれるか少し心配でもあります。お父さん山羊もやって来ましたので、動物小屋も賑やかになる事と思います。


さて、6月は子ども達にとっては、あまり大きな行事はありませんが、日常の園生活も安定し、自分の遊びに没頭する姿や仲間との関わりで遊びに変化や展開も生まれ、子ども達の様子もめまぐるしく変わっていく時期でもあります。そして年長児達は意欲に満ち、やりたいことが次々とあふれ出て、「そうだ、いいこと考えた!」と言う声があちらこちらから聞こえてくる毎日です。年中児たちもそれに負けず劣らず、やりたい気持ちは大いにあるのですが、園生活の仕方や仲間との関わり方が未熟なので、遊びが中断したり空回りで終わったりと、上手くいかないことの方が多いかもしれません。それでも一人ひとりの興味関心は確実に芽吹き始めていますので、その意欲をしっかり受け止めていきたいと思います。年少さん達はまだまだ自分の目に入る範囲も小さく、幼稚園全体を自分のものにするまで、もう少し時間がかかるでしょう。自分中心で、同じクラスのお友達の存在もあまり意識しない年少さんですが、むしろ、大きな子たちがやっていることを興味深く目で追い、観察することで自分の世界を広げているようにも思います。いずれにしても、どの学年も、自分のやりたい事や興味を引く事に目が向き、自ら関わろうと一歩踏み出す事が大切だと考えております。その為にも、クラスや年齢に関係なくその場にいる子ども同士が自然に関わることのできる時間と空間、遊びの環境を整えなければなりません。


そして、子ども達は、幼稚園の中で「人、物、事」と関わり始めたばかりです。まだクラスの友達の名前やクラスの出来事などあまりお話に出てこないお子様もいるかもしれませんが、クラス便りや、いつでもご覧いただける、ドキュメンテーションのファイルなどをご覧頂き、幼稚園の様子を感じ取って頂ければと思います。そしてお家に帰ってから「今日は何をやったの?」『楽しかった?』などと次々と問われても、幼児期の子どもは「瞬間を生きる」毎日なのです。子どもによっては、過ぎたことは忘れてしまい、報告を求められることで楽しかったことが色あせてしまう事もあるでしょう。お家ではあまりお子様に聴き過ぎず、自分のペースでお話しする言葉をゆったりと受け止めて頂ければとお願い致します。梅雨時の寒暖差から園生活の疲れも出てくる頃かもしれません。あまり無理をさせないことが肝心ですが、体調の変化も含めお子様の様子がいつもと違ったり、幼稚園に行き渋ったりなど、どんな些細なことでもご心配事がお有りでしたら、気兼ねなく担任や園長などにお声かけください。


さて、若葉会バザーが6月22日に予定されております。バザー委員さんを始め、執行部の皆さんが忙しく準備を進めて下さっていますが、例年この収益は若葉会のあらゆる活動を支える一助とするだけでなく、有り難いことに、幼稚園の教育活動にも支援をしていただいております。また、父親会議の創設20周年行事としてのピザ釜の設営も完了し、はやし幼稚園らしい「みんなの交流の場」を父親会議の皆さんに創って頂きました。このように、私たちの幼稚園は教職員だけで幼児教育を成立させているものではないと考えます。この園に集うこども、大人、地域の方々等、「子ども達の健やかな成長を願う」人々の思いが集まって教育が成立しているのではないかと思います。この教育環境を少しでも子ども達にとってより良いものにしていく為に、私たち教職員も微力ながら、若葉会バザーに協力させて頂いておりますが、どうぞ、保護者の皆様も、ご支援のほどお願い申し上げます。皆様のご協力に感謝しつつ、当日は楽しいバザーになる事を心より願っております。

posted by はやし太郎 at 08:45| Comment(0) | 園だよリ
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