2019年06月26日

令和元年度6月のおたより

先週末から5月の陽気とは思えないほどの暑い日が続いています。市内の小中学校でも運動会の取り組みに配慮を余儀なくされて、時間を変更するなど工夫をされているようです。これからも観測史上を賑わすような天候の不順や急変に対して、未来を背負っていく子ども達は、自分達の星「地球」とどのように付き合っていけばよいのでしょうか。大きな課題が沢山あるように感じます。それにつけてもまだ「暑さ」に慣れていない身体でもありますので、日々、室内外の保育環境を細やかに見ながら、子ども達の健康管理を徹底していきたいと思います。


そんな中、26日に父親会議主催で新入園児歓迎会と総会が開かれました。大変暑い中でしたが、参加者の皆さんと一日幼稚園で楽しく過ごすことが出来ました。園庭は熱い陽射しが照り返すような状況でもアスレチックや日陰は風が通ると、とても涼しく過ごしやすく、朝から元気一杯の子ども達が太陽と緑の中で、生き生きはつらつとする姿に触れ、ほっとしたひとときでした。暑い中、お手伝いを快くして下さった皆様、本当に有り難うございました。


また、今月末21日(金)は若葉会のバザーです。保護者の皆様が一同に力を合わせて、開催する大きな催しですが、このバザーの収益を子ども達の教育活動への支援として活用下さっていることに心から感謝申し上げたいと思います。毎年開催して下さる「お楽しみ会」を始めとして、若葉会の皆様が園の教育にたいして、高い関心を持って下さっていることを私たち教職員も、嬉しく感じております。保護者の皆様と幼児教育に対する価値観を共有しながら、これからも日々の保育に力を注ぎたいと存じます。


さて、今月も少し園の教育目標と新幼稚園教育要領について、お話をしたいと思います。これからの学校教育が幼児教育からスタートして小学校以降の教育へと接続が図られる事になったことから、「かかわり」ということが重要なキーワードになるのではないかと言われています。それは、学校と社会が連携・協働しながら新しい時代に求められる資質・能力をより良い社会を創る担い手としての子ども達に育むことが求められている、ということからも覗えます。この資質能力には3つの柱があるのですが、その中のひとつ 「学びに向かう力・人間性」の育成とあるのですが、心情、意欲、態度が育つ中でいかに「より良い生活を育むか」ということが求められているのです。学園の教育目標の中では「自分の力で考え行動できる積極的で粘り強いこども」の項目にとても関連するところだと考えております

最近の園での子ども達は、入園、進級で新しい環境になり、誰もが周りを探りながら自分の居場所や興味のあることを見つけつつあるところだと思います。そこで必ず出会うのは「もの・事・人」との出会いであり、「かかわり」です。どの子も、それらとのかかわり方を自分なりに模索したり、先生に助けてもらいながら触れてみたり、関わってみたりを繰り返している毎日です。その場ではその子にとっての葛藤も、戸惑いもあるのですが、自由な遊びとその遊びを介して出会う仲間との中で、様々な「かかわる経験」を積みながら試行錯誤し、主体的にかかわることを学び、自分らしさ(人としてのオリジナリティ)を創るために幼稚園生活を過ごしているのです。

昨今、世界的に求められている教育観は、幼児教育にその基礎が培われると言われています。そして、幼児教育の基本は遊びを通して行なわれるものなのですが、つまりは幼児期に質の高い本当の意味での「あそび」の環境が求められているのです。幼児教育で言うところの「あそび」とは、子ども達の好奇心に基づいた行動とも言えるでしょう。更に自ら興味を持ってかかわり、取り組むあそびには、必ず繰り返しがついてくるのです。飽きることなく繰り返す中で、物事の変化に気づき、その面白さを追求する中で、自分なりの達成感に出会うことが出来るのが「遊び」です。まさに粘り強く探求することに面白さを感じながら子ども達は遊ぶのです。学びに向かう力、人間性の育成とは、様々な「かかわり」を通して「遊び込む」ことのできる力から生み出されていくということではないでしょうか。
posted by はやし太郎 at 14:10| Comment(0) | 園だよリ
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