2019年10月31日

令和元年度 10月のおたより


昨今、世界的にも異常気象といわれることが、珍しくなくなり、むしろ異常といわれる現象が、普通になってきたかのようにさえ感じます。台風15号による、甚大な被害状況は他人ごとではなく、いつ私たちに降りかかってもおかしくないことです。特に私たちの生活の基盤である[電気]という当たり前のように存在しているインフラが途絶えることで、幼い子供やお年寄りなど弱者に与えるダメージがどれだけ大きいかを、今回の災害は改めて示してくれました。先週、保護者の皆様にご協力いただいた「お迎え週間」も、いざというときにどのように対応すべきかなど、最善の策を、ご家族で話し合われておくことも含め、よいきっかけにして頂けたことと思います。できなかった方も、この期間に限らず、御協力をお願い致します。また、被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


さて、今月12日に運動会が開催されますが、幼稚園の様子を見ていますと、まだ子ども達は、運動会に対して、気持ちの面で温度差があり、様々な捉え方をしている様子です。

特に年中、年長児たちに対しては、園の環境の中で、やってみたくなるようにと、運動的な遊具、教具を整え、または、競うことが楽しいという経験を様々な場面で提供していますが、その活動や環境の目新しさに飛びつき、やってみる子どももいれば、まったく興味をひかず、横目で眺めている子どももいる様子があります。先生たちは、友達が楽しそうにやっていたり、夢中になっていたりする姿から興味を持って、気持ちを向けてくれればと、様々な工夫をし日々の園生活をプログラムしています。その中で、一人一人の気持ちに寄り添いながらも、「仲間と共に心を向けていく」という感覚を、運動会を経験することで、その子なりに、学び合い、その良さを知っていくこともできればと、考えておりますが、子ども達が個として、又集団としてどのように育ちあっていくのかが楽しみです。

人生で初めて運動会を経験することになる年少児たちは、ものや人との繋がりを楽しむ姿が、ままごとや砂場遊びの中で、少しずつ見られるようになりました。けれど一人一人をよく見ていくと、まだお友達と「手をつないで歩むこと」もままならない身体バランスのお子様も大勢です。年少児たちは、自分で様々な身体の動きを調整させていける様に、日常の遊びの中で、身体を動かすことを自然に取り入れていくことをめあてにしていますので、過度に集団行動としての運動会を意識させず、当日をお友達と一緒に楽しみに迎えられればと思っております。そして運動会が終わっても、学年を問わず、子ども達の中に、身体を動かすことへの興味や関心が途絶えずに、もっとやってみたくなる、まだまだ挑戦したくなる、そんな心が芽生えてくれていればと考えておりますので、どうぞ運動会へ向かう過程、当日、そして終わった後も、お子様の成長を見守り、応援していただきたいと思います。


 下旬にかけては、秋の自然をハイキングで楽しみます。歩く経験が少なくなっている今の子ども達にとって、自分の足で、最後まで歩ききることは大変なことではありますが、友達と声を掛け合い、やりきる経験は、楽しさと気持ち良さを呼び覚ますことになるのではないでしょうか。ハイキングに行くとその序盤から子ども達の口からとてもよく出る言葉「疲れた〜」が、「気持ちよかったね」になるように、楽しんできたいと思っております。また、春に植えたサツマイモ堀りも楽しい活動です。楽しみながらたくさんの興味関心を生み、学びにつなげていくことができる活動ですので、丁寧に取り組んでいきたいと考えております。園生活が充実するにつれ、ご家庭でもお子様の生活の仕方が定着してきているのではないでしょうか。そこで何より「朝ごはんをしっかりと楽しく」食べられるように、ご家族で工夫をして頂ければと思います。子ども達の元気のもとは、良い睡眠と朝ごはんです。充実した午前中を過ごすために、どうぞ宜しくお願い致します。


posted by はやし太郎 at 19:12| Comment(0) | 園だよリ
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