2018年06月12日

梅の実採り

こんにちは。
はやし幼稚園です。

はやし幼稚園内には果樹の成る木がいくつかあります。
その一つが梅の木なのですが、梅の実は熟してくるととてもいい匂いがして、
見た目もきれいなオレンジ色をしています。

ここ数日はそんな梅の実に誘われてか、たくさんの子どもたちが枝から落ちた梅の実を拾っていたのですが、
今日はもも組さんが梅ジュースや梅干しを作りたいということで、
枝に成っている梅の実を採りました。

悪戦苦闘の一日でしたが、子どもたちの育ちも垣間見えた瞬間でもありましたので、お伝えしたいと思います。


まずは、梅の木に登って直接取ろうということで、木登りが得意な子たちが登り始めました。
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しかし、途中まで登れても梅の実に届く場所までは登ることが出来ません。

あと少し!!
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そこで今度は先生に相談しました。
「先生!だっこしてよ!そうすれば届くかも!」
さて、結果はどうでしょうか?
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やはりあと少しのところで、届きません。中々難しいですね。
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またもも組で話し合いが始まりました。
そこである子が一言。
「いつも使っている虫取り網を使って取ればいいんじゃない?」
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何度かの失敗の後、みんなで話し合った結果に出た作戦は大成功。
梅の実は虫取り網で触れるとぽろぽろ落ちてきました。
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しかしそこでまた問題が発生しました。
落ちた梅の実は地面にあたると、汚れてしまったり、傷がついてしまいます。
それでは梅の実を使ったジュースが出来ません。

そこで丁寧に一つずつ渡すことにしたのですが、中々難しいようです。
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今度は先生の知恵で、布を使って梅の実の受け皿にしようということになりました。
こうすればいくら梅の実が落ちてきても安心です。
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こうしてこんなにたくさんの梅の実が取れました。
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採った梅は丁寧に洗って干しました。おいしい梅ジュースになるといいですね。
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梅の実をとろうという何気ない出来事でも、最初から職員が答えを出すのではなく、
子ども達に考えてもらい、いろんな方法で試行錯誤をしながら、話し合いをしながら、
時には保育者が援助をして梅の実を獲得していくことが、まさに生活の中での学びに
なっていると実感しています。

また、もも組のある子が
「たくさん梅ジュースが作れたら、他のクラスにも分けてあげようね。」
と言っていました。
素敵な言葉ですね。

これからもはやし幼稚園の生活の中にある子ども達の体験や学びを
伝えていけたらと思います。
posted by はやし太郎 at 16:15| Comment(0) | 園生活

2018年06月06日

平成30年度6月のおたより

 ここ最近、幼稚園の畑では、頻繁に子ども達の姿を見かけることが多くなりました。東京農業大学の小池教授にご紹介頂いた珍しい野菜や緑肥になる花の種を蒔いたり、秋の収穫を目指して、毎年恒例のサツマイモの苗を植えたりと、大忙しです。また、『作物を育てること』を専門的に学んでいる農大の学生さん達が、教えてくれたり、手伝ってくれたり、一緒にお昼ご飯を食べたりと、関わりを持つことで、子ども達の興味や関心がどのように広がっていくのか、楽しみでもあります。


先日、年長児が羊と山羊を、服部牧場(愛川町)までお迎えに行きました。ここ2年ほど羊さんがいなかったので、今度こそ元気にいてくれたらと願いますが、何しろ生き物ですので、新しい環境に慣れてくれるか少し心配でもあります。お父さん山羊もやって来ましたので、動物小屋も賑やかになる事と思います。


さて、6月は子ども達にとっては、あまり大きな行事はありませんが、日常の園生活も安定し、自分の遊びに没頭する姿や仲間との関わりで遊びに変化や展開も生まれ、子ども達の様子もめまぐるしく変わっていく時期でもあります。そして年長児達は意欲に満ち、やりたいことが次々とあふれ出て、「そうだ、いいこと考えた!」と言う声があちらこちらから聞こえてくる毎日です。年中児たちもそれに負けず劣らず、やりたい気持ちは大いにあるのですが、園生活の仕方や仲間との関わり方が未熟なので、遊びが中断したり空回りで終わったりと、上手くいかないことの方が多いかもしれません。それでも一人ひとりの興味関心は確実に芽吹き始めていますので、その意欲をしっかり受け止めていきたいと思います。年少さん達はまだまだ自分の目に入る範囲も小さく、幼稚園全体を自分のものにするまで、もう少し時間がかかるでしょう。自分中心で、同じクラスのお友達の存在もあまり意識しない年少さんですが、むしろ、大きな子たちがやっていることを興味深く目で追い、観察することで自分の世界を広げているようにも思います。いずれにしても、どの学年も、自分のやりたい事や興味を引く事に目が向き、自ら関わろうと一歩踏み出す事が大切だと考えております。その為にも、クラスや年齢に関係なくその場にいる子ども同士が自然に関わることのできる時間と空間、遊びの環境を整えなければなりません。


そして、子ども達は、幼稚園の中で「人、物、事」と関わり始めたばかりです。まだクラスの友達の名前やクラスの出来事などあまりお話に出てこないお子様もいるかもしれませんが、クラス便りや、いつでもご覧いただける、ドキュメンテーションのファイルなどをご覧頂き、幼稚園の様子を感じ取って頂ければと思います。そしてお家に帰ってから「今日は何をやったの?」『楽しかった?』などと次々と問われても、幼児期の子どもは「瞬間を生きる」毎日なのです。子どもによっては、過ぎたことは忘れてしまい、報告を求められることで楽しかったことが色あせてしまう事もあるでしょう。お家ではあまりお子様に聴き過ぎず、自分のペースでお話しする言葉をゆったりと受け止めて頂ければとお願い致します。梅雨時の寒暖差から園生活の疲れも出てくる頃かもしれません。あまり無理をさせないことが肝心ですが、体調の変化も含めお子様の様子がいつもと違ったり、幼稚園に行き渋ったりなど、どんな些細なことでもご心配事がお有りでしたら、気兼ねなく担任や園長などにお声かけください。


さて、若葉会バザーが6月22日に予定されております。バザー委員さんを始め、執行部の皆さんが忙しく準備を進めて下さっていますが、例年この収益は若葉会のあらゆる活動を支える一助とするだけでなく、有り難いことに、幼稚園の教育活動にも支援をしていただいております。また、父親会議の創設20周年行事としてのピザ釜の設営も完了し、はやし幼稚園らしい「みんなの交流の場」を父親会議の皆さんに創って頂きました。このように、私たちの幼稚園は教職員だけで幼児教育を成立させているものではないと考えます。この園に集うこども、大人、地域の方々等、「子ども達の健やかな成長を願う」人々の思いが集まって教育が成立しているのではないかと思います。この教育環境を少しでも子ども達にとってより良いものにしていく為に、私たち教職員も微力ながら、若葉会バザーに協力させて頂いておりますが、どうぞ、保護者の皆様も、ご支援のほどお願い申し上げます。皆様のご協力に感謝しつつ、当日は楽しいバザーになる事を心より願っております。

posted by はやし太郎 at 08:45| Comment(0) | 園だよリ

2018年05月30日

平成30年度5月のおたより

青い空に、大きな鯉のぼりが風を受け、雄大に泳いでいます。子ども達が登園してくると、大きなしっぽに触りたくて、それに引きつけられるようにやってきます。自分のクラスの前を通り過ぎていくので、先生やお友達に声をかけられ、お部屋に駆け戻ります。外の様子に興味を示した子ども達は、朝の支度をすると、カラー帽子をかぶり、颯爽と園庭に出てきます。その頃には、シャボン玉遊びや砂場は、子ども達の声で賑やかです。私も外に出て、南側の小道を通って、小さなお砂場やアスレチック広場、園庭をぐるりと回り、うろうろしていると、次々に子ども達が声をかけてくるのですが「あっ!園長先生だ‥」とか「何してるの?」という位で、後は自分の遊びに忙しそうな様子です。次に保育室の中も一つ一つ覗きます。保育者達は、新入園児で泣いている子どもをなだめながら、朝の支度を手伝い、促したり、または、どんなことに興味があるのか、気持ちに寄り添いながら遊びに誘ったりと、大忙しです。他にも、お着替えやら、靴の履き替え、トイレなど、幼稚園生活の仕方を一人ひとりに丁寧に伝えています。けれど日一日と、この場所と時間と出会う人に慣れていく子ども達の様子が、見て取れるようになりました。新入園の子ども達は、まだ涙する事もあるでしょうが、もうそんな姿から笑顔を見せてくれるようになるのも、時間の問題だと思います。大抵の場合、バスに乗って、幼稚園に来てしまえば、気持ちが切り替えられていますので、もうしばらく見守っていきましょう。ご家庭では、少し早起きをして、朝の支度に余裕を持って頂くと、子どもも大人も焦らずに、気持ちよく一日がスタートできると思います。本格的な園生活が始まりますので、お子様の体調管理も含めよろしくお願いいたします。

ところで昨年、若葉会評議会でもお伝えしましたが、今年度はいくつかの行事の持ち方を変えることを検討しております。幼稚園教育要領の改定も踏まえ、ここ数年来、考えてきたことですが、丁度節目と言うことで、新しい年間指導計画に盛り込みながら、取り組んでいきたいと考えております。その中で大きく変わるのは、運動会で「組み体操」を取りやめることです。子どもの主体的な取り組みをより充実する方向で、また、今まで以上に、子ども達の基礎体力や運動能力が高められるような活動を日々の遊びに取り入れることも含め、体育指導の仁村先生とも協議し、決定いたしました。それから、特に年長児の保護者の皆様に、早めにお伝えしたいのは、卒業遠足の変更です。今までは、「雪遊び遠足」という事でしたが、この幼稚園生活最後の活動を、子ども達が、自分たちで考えながら、主体的に取り組めるものにしていきたいと考えております。それに付随して、今までお願いしておりました「雪遊びのための服装」のご用意は、必要なくなりましたので、ご承知おきください。

また、社会との関わりということでも、今まで、地元の小学校、中学校、高校、お年寄りとの交流を長年取り組んできましたが、今年はそれに加え、地域の保育園との交流、畑の活動を通して、東京農業大学のご協力を頂き、先生や学生さん達との交流にまで広げることができそうです。子ども達の社会性の学びだけでなく、自然に対する好奇心が、深い学びへ導かれるきっかけ作りにもなるのではないかと考えております。詳細等は、その都度お便りでお知らせして参りますので、ご賢察のほど、よろしくお願いいたします。


 さて、若葉会役員の選出も皆様のご協力の下、滞りなく決まり、家庭訪問も終盤です。そして、いよいよ本格的な、はやしっ子達の活躍が始まります。春の遠足は、初めてはやし幼稚園の皆が一堂に会する事となります。「皆で一緒に○○する」という、大人が考えるとたわいの無いことも、子ども達にとっては大違いです。「なぜみんなと一緒を求められるのか」と言うことに、子ども達は、そもそも必然性を感じないからです。このことを、私たちは忘れてはいけないと思います。それは、私たち保育者が、幼稚園という初めての集団生活を通して、幼児期の子ども達の心の成長を丁寧に支えていきたいと考えているからです。年長児が卒園を控える季節になったら、「一人ひとりが違う」ということがきちんと尊重される集団、そして「それぞれ違う個性の皆と一緒が楽しい」という共感性が育つ集団生活になるようにしていきたいと考えております。その為の、はじめの一歩の遠足が保護者の皆様にご協力いただく訳ですが、保護者の皆様同士の親睦も、この遠足のめあてに掲げてありますので、どうぞお子様と一緒に楽しみながらご参加ください。よろしくお願いいたします
posted by はやし太郎 at 12:07| Comment(0) | 園だよリ